食べられる野草と同じくらい不動産が好きです。
この13年で、賃貸、分譲マンション、戸建て等5箇所に住み、5件の売買と4件のリフォームやDIY に携わってきました。
そんな私が、その魅力とポテンシャルに惹かれて一年前に引っ越してきたのが、東京郊外の団地。
私なりに考える団地購入のメリット第一弾
とにかく、余裕がある環境が魅力。
容積率に余裕があり、緑に囲まれた環境。開口部も南に幅広く面していることが多く、日当たりと風通しは抜群です。
通常マンションは、開口部より奥行きのあるうなぎの寝床的な間取りが一般的ですが、団地のワイドスパンの南面開口部から、北側の窓に抜ける風は本当に気持ちの良いものです。
公団住宅の場合は、立てる際に利益を出すことよりも住む人の快適さに重点をおいて作られているため、現在では考えられないようなゆとりある環境になったのでしょうね。
土地の割り当ても民間マンションより広いことが多く、将来もしも立て直しで、等価交換なんていう場合には、ラッキーなこともあるかも。。(不動産購入の際最も大事なことは出口を考えることだと私は思います)
マンションが敷地目一杯建っている(=容積率が高い)場合、建て替えるときに土地の持ち分が少ないと多額のの持ち出しが発生するかもしれません。
土地が広いと言うことは、次に建て替える際に、例えば住居の個数を倍にして売却すれば、今住んでいる人はあまり持ち出しせずに新しいマンションに住み替えできる可能性があるよという、、まあ、遠い先の話ですがちょっと夢が持てるかもなのが嬉しい^^
団地は周辺環境も計画的に作っていることが多いので、車道と歩道は分離されてどこまでも走行車を気にせず歩けるものもあります。
また、公園・学校・商業施設などを組み混んで作っているので、生活環境が整っていて、すぐに暮らしを軌道にのせやすいです。
緑も圧倒的に豊かで、私の住むT市では市民一人あたりの市立公園面積は13.64㎡と、都心に比べて圧倒的に広い公園・緑地があります。(Ex.目黒区1.71㎡ 港区5.54㎡)
駅前の商業施設で買い物したり、公園に面した図書館に行ったりしたあと、車を気にせず、緑の街をのんびり。
引っ越してから、休日が来るのが待ち遠しくなりました。
古い建物で、一番心配なのはやっぱり地震でしょうか。
もちろん絶対ではありませんが、団地は 壁、床、天井の面で構造体を構成している「壁式構造」 でつくられており、地震に強いと言われています。
地盤が強いと言われているT市に住んでいるせいもあるかもしれませんが、元旦の地震の際も大田区のマンション時代と揺れ方が違うような気がしました。
ちょっと長くなってしまいましたね。
気になるお値段のことや、エレベーター問題、ゴーストタウン化ってホント?など、また発信していきたいと思います。